英語圏で最も歴史ある大学、オックスフォード大学(University of Oxford)は、ランキングで常に上位の世界トップ大学の1校であり、今回の政治と国際関係学ランキングでもイギリス国内1位、世界トップ3を獲得しました。政治と国際関係学関連のプログラムは、政府と政治の研究、国際関係学と組織の研究、政治理論と哲学の研究といった3つの異なる分野を教えることを目的としています。この大学には、さまざまな政党グループがあり、地元のMP(国会議員)や政治家とのイベント開催、またチャリティー活動へ参加するなどそれぞれが活発な活動をしています。現職のボリス・ジョンソン首相を含む28人のイギリス首相を輩出し、オックスフォード大学で学んだ日本人の卒業生も様々な分野で活躍しています。
社会科学に特化した、ロンドン中心地にキャンパスを持つロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)は、非常に国際的な大学の一つで、卒業生の就職率の高さでも知られています。LSEの国際関係学、修士課程コース(MSc International Relations)では、国際政治という中心となるコースが含まれ、外交政策の制定と実施、国家と政府の関係、国際機関とNGO、国際法など、関連する幅広い問題を学ぶ機会があり、特定の地域や、国に焦点を当て学べるように選択することもできます。LSEには多くの政治団体を持ち、学生がLSE内外の政治思想家と交流したり、学術的なイベントに参加する機会を提供。さらに模擬国連チームも運営し、2018〜2019年度に74の賞を受賞しました。
英語圏の国の中で 2 番目に歴史の長い、ケンブリッジ大学(University of Cambridge)は世界大学ランキングトップ5の 1 校と言われ、15人の英国首相をはじめとする多くの世界の指導者を輩出しています。Human, Social, and Political Sciences(人間、社会&政治科学、学士課程)プログラムは、政治学や国際関係学をはじめ、社会人類学、社会学が含まれ、これらのうち1つまたは2つを専門にすることが可能です。またこのフレキシブルなコースでは、1学年目で様々な科目を探索することもできます。またケンブリッジ大学には数多くの政治クラブがあり、政治のキャリアに興味があれば参加することも可能です。クラブそれぞれが有名な講演者によるトークやパネルディスカッションを定期的に主催しています。